バイオリン弦の交換方法。

バイオリンの弦が切れてしまったり、弦が古くなったり錆びたりしたら弦を張りかえましょう。

交換する弦の種類を確認します。

G線、D線、A線、E線はそれぞれ別の種類の弦が張ってありますので、必要な弦を用意するようにしましょう。

  • 弦には、ボールタイプ(ボールエンド)のものと、ループタイプ(ループエンド)のものがあります。弦をひっかけているテールピースをよく見て、どちらか選ぶようにします。
  • 多くの方は、G線、D線、A線は、ボールエンドの弦を使っていると思います。E線は、アジャスターのタイプにより、ループエンドとポールエンドのどちらかになります。

糸巻き(ペグ)への弦の巻き方にはコツが必要です。

  • D線とA線はそれほど難しくなく巻き上げることができます。G線とE線は、弦をペグの穴に通す時、糸巻き箱の壁とD線(あるいはA線)の間のせまいところで、弦を穴に入れてからペグを奥に押し込むようにします。そうしないと、G線とD線(あるいは、A線とE線)が交差してしまいますので気をつけましょう。

初心者の方がはじめてバイオリンの弦を張り替える時、普通に張り替えてしまうと、E線とA線が交差してしまうような張り方になってしまう事があります。(G線はD線と交差してしまう。)弦をペグに通す方法を確認してから張り替えていきましょう。一度弦を巻いてしまうと弦にクセがつくのでやり直しがとても難しくなりますので気をつけてください。

E線の弦を張りかえる時の注意

バイオリンのE線には、弦が駒に食い込まないようにするためのガードが付いています。黒いゴム状のものがそのガードになります。間違って取ってしまわないように注意しましょう。

E線についている駒のガードは指板側にできるだけ出さないようにしましょう。

E線を張って、糸巻きを締めあげていく前に、ガードを駒の上に載せます。この時、できるだけガードが駒の指板側に出ないように置きます。あまり指板側にでてしまうと、弦の振動を止めてしまい音が響かなくなってしまいます。E線の張り方は、この駒のガードの取り付け以外の部分は、対称の位置にあるG線の張り方と同じになります。

ここで弦の張替のタイミングを利用して、普段できない指板の掃除や、ペグの手入れをしましょう。

  • 例えば調弦の時に糸巻き(ペグ)が硬くて回りにくい場合、弦の張り替えの時にコンポジション(潤滑剤)をペグに塗っておきます。バイオリンの弦は一度張ると癖がついてしまい、コンポジションを塗るためだけに糸巻きを外すのは難しいですから、弦の交換の時に手入れをするようにしましょう。

 

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